Guinness Figma プラグイン — セットアップガイド
Summary
Guinness Figma プラグインは、現在の Figma ファイルを Guinness の組織とプロジェクトに 接続します。パネルは変換の方向ごとにタブが分かれており、WF → デザイン、 デザイン → WF、コード → デザイン、コード → WF に加えて、アカウント情報と 共通のワークスペースを扱う アカウント タブがあります。このガイドでは、開発版 プラグインのビルドと読み込み、環境への接続、ワークスペース設定について説明します。
必要なもの
- Figma デスクトップアプリと、開発用プラグインを読み込む権限
guinness-figma-pluginソースリポジトリへのアクセス- Node.js と
npm - 対象の組織とプロジェクトにアクセスできる Guinness アカウント
- 自分の Figma パーソナルアクセストークン(サーバー側の生成が、自分が開けるファイルを読むために使用します)
- 選択した Guinness 環境へのネットワークアクセス
- Code2Des では、署名付き画像を取得するための対象 S3 オリジンへのアクセス
Warning
ユーザーパスワードやアクセストークンなどの秘密情報を .env に記載しないでください。
ユーザートークンはサインインフォームから取得します。.env に設定するのはビルド時の
エンドポイント情報だけです。
依存関係をインストールする
プラグインリポジトリで実行します。
.env は Git の管理対象外です。他の変更を共有またはコミットする前に、未追跡であることを
確認してください。
接続環境を設定する
.env に次の値を設定します。
| 変数 | 必須 | 用途 |
|---|---|---|
VITE_BACKEND_BASE |
必須 | デプロイステージを含むバックエンド URL。/api/v1 と末尾の / は含めません。プラグイン UI に埋め込まれます。 |
VITE_DEBUG_API_LOGGING |
任意 | API 調査時は true、通常は false にします。 |
WF2DES_BACKEND_DOMAIN |
必須 | バックエンドのオリジンのみ。Figma のネットワーク許可リストに書き込まれます。 |
WF2DES_S3_DOMAIN |
Code2Des で必須 | 署名付き画像 URL が使用する S3 のオリジンのみ。Figma のネットワーク許可リストに書き込まれます。 |
VITE_BACKEND_BASE には API Gateway のステージを含めますが、WF2DES_BACKEND_DOMAIN には
パスを含めません。現在の dev 環境の例は次のとおりです。
VITE_BACKEND_BASE=https://d5tms1w7bl.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev
VITE_DEBUG_API_LOGGING=false
WF2DES_BACKEND_DOMAIN=https://d5tms1w7bl.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com
WF2DES_S3_DOMAIN=https://dev-guinness-backend.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com
ビルド前に接続を確認します。
期待するレスポンスは pong です。
プラグインをビルドする
完全なビルドを作成します。
型チェック後、dist/plugin.js、dist/index.html、dist/manifest.json が生成されます。
開発中に変更を監視する場合は、次を実行します。
環境設定や manifest の変更後は、改めてビルドしてプラグインを再読み込みしてください。
Important
環境変数はビルド時に埋め込まれます。.env を編集しても、すでにビルド済みのプラグインは
更新されません。エンドポイント、ドメイン、ポート、デバッグ設定を変更した場合は、必ず
npm run build を再実行してください。
Figma に読み込む
- Figma デスクトップアプリでデザインファイルを開きます。
- Plugins → Development → Import plugin from manifest… を選択します。
guinness-figma-plugin/dist/manifest.jsonを選択します。- Development プラグイン一覧から Guinness を実行します。
再ビルド後は既存のパネルを閉じて、開発版プラグインを再実行します。ネットワークドメインを 変更した場合は manifest を再インポートしてください。古い設定が残る場合は、開発版プラグインの 登録を削除して、生成された manifest をもう一度インポートします。
サインインしてワークスペースを選ぶ
サインインすると、サインインフォームに代わってタブが表示されます。すべてのタブが共通で使う ワークスペースは アカウント タブで設定し、ヘッダーバーで確認します。
- Guinness アカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、Sign in を選択します。
- アカウント タブを開きます。
- Workspace → Organization に意図した組織が表示されることを確認します。組織はアカウントに 割り当てられており、プラグイン内では変更できません。
- 生成レコードとインポート済みアセットを保存するプロジェクトを選択します。同じプロジェクトは、 すべてのタブに表示されるヘッダーバーからも切り替えられます。
- Figma ファイルの値を確認します。
- Figma アクセス で Figma のパーソナルアクセストークンを貼り付け、トークンを保存 を 選択します。
生成はサーバー側で、あなた自身の Figma トークンを使って元のフレームを読み取ります。そのため、 自分が開けるファイルにのみアクセスできます。トークンは Figma の Settings → Security → Personal access tokens で作成します。保存されたトークンは書き込み専用で、プラグインは登録の 有無と最終検証日時のみを表示し、値は表示しません。この項目はプロジェクトを選択するまで状態を 確認できないため、手順 4 を先に完了してください。
組織内で公開された非公開プラグインでは、Figma ファイルキーが自動検出されます。ローカルで
インポートした開発版プラグインでは figma.fileKey を取得できない場合があります。その場合は、
Figma ファイル URL に含まれるキーを Figma file に貼り付けます。
セッション、選択したプロジェクト、開いていたタブ、開発用のファイルキーは Figma client storage に 保存され、次回起動時に復元されます。アカウントを変更する場合や共有端末ではサインアウトして ください。
パネルのタブ
変換の方向ごとにタブが分かれており、一度に開けるタブは 1 つです。
| タブ | 変換の内容 | 実行に必要なもの |
|---|---|---|
| WF → デザイン | ワイヤーフレームフレームから高精細デザインを生成します。 | キャンバスで選択したワイヤーフレームフレーム 1 つ |
| デザイン → WF | デザインフレームからワイヤーフレームを生成します。 | キャンバスで選択したデザインフレーム 1 つ |
| コード → デザイン | 公開ページをキャプチャして、ネイティブデザインとして再構築します。 | 公開ページの URL、または選択中のプロジェクトの完了済みインポート |
| コード → WF | 公開ページをキャプチャして、ワイヤーフレームとして再構築します。 | 選択中のプロジェクトの完了済みインポート |
| アカウント | 変換ではありません。サインイン中のアカウント、表示言語、Figma アクセストークン、共通のワークスペースを扱います。 | — |
同じキャンバスに対して、逆の入力を求めるタブがあります。WF → デザイン はワイヤーフレーム フレームを、デザイン → WF はデザインフレームを必要とします。フレームを選択して生成する前に、 開いているタブを確認してください。
ログ はアクティブなタブの下に表示され、タブを切り替えても内容が保持されるため、失敗した実行の 記録を後から確認できます。
セットアップを確認する
次の状態になればセットアップは完了です。
- WF → デザイン、デザイン → WF、コード → デザイン、コード → WF、アカウント の タブが表示される。
- ヘッダーに意図したプロジェクトと、開いているファイルのキーが表示される。
- アカウント の Workspace に、ローカルスモーク用ではなく意図した組織とプロジェクトが 表示される。
- アカウント に意図したサインイン中のメールアドレスが表示され、Figma アクセス が トークン登録済みと表示する。
- ログ に API またはネットワークドメインのエラーが表示されない。
- コード → デザイン タブで完了済みインポートを表示するか、公開ページをインポートできる。
- コード → デザイン の生成結果に、空のプレースホルダーではなく取得済み画像が表示される。
ページをインポートして生成する手順は、Code2Des — 使い方を参照してください。
トラブルシューティング
サインインが読み込み中のままになる
VITE_BACKEND_BASE を確認します。古いトンネル用ポート、.env 内の意図しない改行、API Gateway
ステージの欠落により、誤ったアドレスへのリクエストが待機することがあります。/api/v1/ping を
確認し、.env を修正して、再ビルドと再読み込みを行います。
ローカルの組織が表示されたままになる
古いバンドルまたは保存済みのローカルセッションが使用されています。アカウント タブから
サインアウトし、再ビルド後にパネルを閉じて、dist/manifest.json を再インポートします。
Invalid credentials と表示される
メールアドレス全体と最新のパスワードを確認します。認証情報をコピーするときは email: や
password: のラベルを含めないでください。パスワードを文書やチャットに貼り付けないでください。
利用できるプロジェクトがない アカウントから参照できるプロジェクトがありません。管理者にアクセス付与を依頼し、アカウント タブからサインアウトしてから再度サインインします。
Figma アクセスがトークン未登録と表示される、または生成が元のファイルを読み取れない サーバー側の生成はあなた自身の Figma トークンを使うため、トークンが未登録または失効していると ファイルを開けません。プロジェクトを選択してから、アカウント の Figma アクセス で有効な パーソナルアクセストークンを登録します。
画像が表示されない、または Figma がドメインをブロックする
WF2DES_S3_DOMAIN が署名付き URL のオリジンと一致することを確認します。変更後は再ビルドして
manifest を再インポートしてください。
環境設定を変えても反映されない
dist/manifest.json の networkAccess.allowedDomains と、dist/index.html 内のステージ付き
バックエンド URL を確認します。古い場合はプラグインを再度開く前にビルドし直してください。
セキュリティ上の注意
.env、パスワード、トークン、認証レスポンスをコミットしないでください。- サインアウトすると、Figma client storage に保存された Guinness セッションが削除されます。
- Code2Des の署名付き画像 URL は一時的です。ドキュメントに貼り付けないでください。